あと、tristezaはやっぱよかったっす。31日のアレ結局行きました。モテ○と共に。えーと、前座のはずの54-71が神すぎた。EPかっておけばよかった。頼む○テオ。もう一個? saxon shore? 微妙かも…

 てか、最近ライヴに行くたびに、ライヴにおけるヴォーカルの存在価値を疑う羽目になる。もしくは、ギターの存在価値を疑う羽目になる。よく「伝わる」ライヴって、弾き語りとかギターレスとかポストロックな気がする。ギターと唄が鳴っていて詞も聞き取れたし、音楽的にすばらしかった、というライヴはあんまりない。そのあたり、録音された音源のかっこよさ=小さな音量で鳴らすチューンには構成の美を求める。ことと、生演奏を電気で増幅する音源=ひとつひとつが圧倒的音圧を持つ。ことの違いをもっとしっかり考えておかないとまずいかもしれない。

 つまり、圧力すら持つほどの音量の楽器と唄幾つも重ねて、ライヴハウスで完全に分離させて聞かせるにはまっとうじゃないほどの練習量や運や機材が必要で。それを避けるなら、できるだけ小さな形態のバンドのほうがいいんじゃないか、とゆうこと。

 そういう意味で、スリーピースってのはエゴが炸裂しまくっておもろい、という以外にも小さくまとまっているゆえにライヴバンドとしてよいアクトを見せられるのかもしれぬ。

 個人的にはエレピ・ベース・ドラムで歌ふたりかさんにんのアンビエントだけどね、的なバンドを作ってみたかったり。哀しい感じとかメロディとかをライヴで表現できそうなフォーマットだな、と思ってみています。ギターレスでリズムセクションがしっかりしてればメロディと詞=感情表現を「聞かせる」ライヴが可能なんじゃないか、と。

 この考えでいけば、スリップノットやクラシックはホールでききたいです。あ、なんか合ってるや。あとプログレもホールか。あってるあってる。まぁスリップノットだと汗がかかってくるような位置で聴いたほうがエンタメショウとしては強いし、何より演奏力が半端ねぇのでハウスでもいい気がしたり。

 ま、今までつらつら考えたことは、結局皆ライヴ会場で楽器の音がしっかり聞こえる耳のひと限定なのかもしれない。音圧に圧倒されて首を振りたいだけの観客がほとんどで、ライヴ本番で全部の楽器がガチで分かれて聞こえてくるようなひとは玄人さんでしょ。それってプレーヤーと一部のリスナーだけでしょうな。あ、だから逆に「普通に分かれて聞こえるような」構成をやってのけたtoeとかすげーかもよ。

 あ、ギターは大好きですし、ギターロックがルーツですよ? ただVOXフルドライヴとかならまだしもMarshallフルドライヴして楽曲が聞こえるかどうか、なのです。ハウスで。いやホールならいいのかもしれませんが。いまやマスターヴォリュームもPAもあるのに…



 なんか、ね。自分のエゴを反映させるだけでバンドとか、無理ですしね。楽器それぞれに癖があるから、組み合わせの比率とかあるけど、そんなん揃えるのをメンバーに強要とか、できんよ。tristeza、saxon shore、どっちもギタリストはシングル・ハムでピックアップを分けてた。それで聴きやすさ倍増。ベースはジャズベでもスティングレイでもとりあえず必要な音になるとして。(ていうか、この二つ以外が必要にならないという、ベース名作)なんつうか、バンド丸ごとの音作りって念頭に入れんとな、おもうた。既存のジャンルを演る必要がないとゆうことは割と大変なのかもしれん。あーマルチプレイヤーになりたい!



 このへんのしんきんぐは真剣にバンドをいしきしている証拠だと勝手に思い込みつつ。とりあえず指すとれっちをします…